Don't Touch Me I'm Sick

処方薬、アルコール、咳止めシロップ及び合法ドラッグ依存症のクソみたいな通院履歴。

アブサン飲んでカレーを作った日

わかばを吸って、ビールで酔っ払いながらKyussを聞いてる。俺はクソをしたくなった。だから、この文章はクソをしながら書いている。

なんだ、酒辞めるんじゃねえのかよ?

そう言われるかもしれない。だけど、聞いてくれ。

俺は最近わかってきた。間違ってない飲み方ってやつを。今まではウイスキーで泥酔して永遠にこの腐った世の中の愚痴を延々と一人で部屋にこもりながらデパスをつまみにウダウダ燻ってただけだ。

だけど、今日は本当に久しぶりにいい酒を飲んだ。

”生きててよかったと思える日の一つだ。”

行くあても、物理的に帰ることは可能でも腐った家に帰れずにいた頃、俺はよく前後不覚になるまで戦国大統領ってライヴハウスで吐くまで飲んだ。

ウォッカ、ジン、テキーラ、ビール、散々飲み散らかした。Dance Missing Tiltとか秘部痺れがライヴするたびに行ったが、ほとんど何も覚えちゃいない。

だけど、あんな夜があったからこそ今の俺がいるのは確かだ。

いつだって突き抜けた笑いが俺を肯定してくれた。そんな工程があったからこそ今の俺がいるってもんだろう?

俺は待てども待てども来ないマイキーを待ちくたびれたのと、また書くけど通院後にもらった精神安定剤を服用していて、副作用の眠気で爆睡してしまった。

予知夢みたいなものを見た。

夢の中で俺は首吊り自殺の一歩手前だった。エスさんも出て来たっけなぁ、マイキーとエイキが夢の中に出て来た。

俺は「助けてくれ。」と言えずに自殺する。みんなはそれを何も言わずにぼんやりと眺められてた。

俺は死ぬ手前に、子供が描いたような悪魔、大長編ドラえもんの悪役みたいなやつに

「死ぬな。自分のことを素直に話せ。」

そう言われた。

でも俺は夢の中ですら死ねなかった。何故かって?マイキーが家に来たからだ。

マイキーは2時間ぐらい遅れて俺の家に来た。

何となく、今日俺はマイキーに会わないとダメな気がしたから呼んだんだ。いつもそうだ。何となく呼ぶ、するといい日の完成、ってわけだ。

それから俺は、作ったカレーを食ってもらった。エビのキーマ風カレーだ。

今栃木から大阪に来て、俺がODしすぎて死ぬ寸前を助けに来てくれて、通院にもついてきてくれたエイキも、マイキーも、絶賛してくれた。我ながら最高のカレーを作った。

でも、米が足りなくてみんな食い足りなくて近所のラーメン屋に向かった。あの、俺たち全員が感動したラーメン屋に。

でも、木曜は、定休日だった。

「今日泊まるわ。」

何かの巡り合わせか?そのタイミングで彼女が最寄駅に着いた。彼女を呼び、俺たちはコンビニの前に溜まって飯を食ってテキトーなことをタラタラ喋ってから家に帰った。

俺は有無も言わずにアブサンを飲んだ。

「三口だけ。」

細かいことは気にすんな。ラップを44分もやろうと思うとアブサン三口じゃ足りない。

44分のフリースタイルをマイキーとやり終えてから俺たちはサイケデリックトランスで踊り狂った。

パソコンは一回倒れたし、マイキーは酔っ払いすぎて言ってることが支離滅裂になって眠った。

その支離滅裂さ一言一言に笑いが含まれていた。この日を開く鍵は、マイキーの壊れたみたいに暴れる姿だった。

なんとなく窒息しそうで死にそうな夜、俺たちはサウンドでなく、誰も来ないアパートで、小さい音で暴れるんだ。

そんで、憂さを晴らす。一体同情になんの価値がある?俺を慰めてくれるのはケッコーだがなんの役にも立たない。髪の毛一つ撫でられないならチンコを撫でてくれって思うよ。

実際、本当心底うんざりしてんだ。

だけどそんなこと言っててなんになる?

笑え。それが、正しい答えだ。

一人で睡眠薬たらふくキメて現実から逃げ去って、何か一つでも笑えたのか?笑えなかったよな。

そういうことだ。だけどあれだって必要なことだったんだ。マイキーだって壊れるまでドラッグをやった。俺もマイキーも戻って来た、そして今を生きている。今ってやつが何なのかを知っている。それはしょーもないツレと作り笑い浮かべてる場合じゃないってこと。ありもしない将来ってやつに頭を悩まされること、それも違うよな、つらいつらい過去にため息をついて部屋で一人で抗不安薬睡眠薬オーバードーズをすること。それも論外。

俺は、確かに今アルコール依存と薬物依存の治療に医者に行ってるが、俺は愛が欲しいだけだ。

みんな褒めてくれてありがとう、認めてくれて、理解してくれて。やっとだ。21年間必死に生きて来た甲斐があった。ロクデモナイ最悪な女を抱いて、薬を昏睡するまでキメて、女に愛想尽かされて出て行かれてでも、何とか死なずに生きててよかった。

俺は死ぬ気だった。本気で。肝臓はヤバイ状態の寸前まで来てる。

マイキーがコンビニ前で駄弁ってるときにこう言ってた。

「お前、死にかけやったよな。顔つきもようやく戻って来たよ。」

エスさんもこう言ってくれてる。

「今のしっとはかっこいいぜ。前向きで、いい感じやん。頑張れよ。」

どうしようもないことに悩まされてばかりの毎日だけど、こんな日があってもいいよな?

今はビールに切り替えて、マイキー、エイキ、彼女は眠ってる。

あぁ、もっと、もっと俺を愛してくれ。俺の骨に突き抜けるまでお前の体を押し当て果てて愛してくれ。

俺を壊して分解してお前が組み立ててくれ、俺に愛を詰め込んで。

彼女の愛、他の人の愛、もっとなんだ、もっと俺を愛してくれ。

そしてこんないい日がもっともっと続けばいい。

一人でちびちび毎日アホみたいに酒を飲むのはもう辞めにした。

こんな楽しい日ぐらい、許して欲しい。月に一回あるか、ないか、なんだから。

あー、俺は幸せだ、でも

誰でもいい、俺をもっと愛してくれ。

俺の眼が覚めるまで、離れないで側にいてくれ。

多分この窒息しそうな、うつ病患者が首吊ったラブホテルも、もうすぐチェックアウトだから。

それだけだ。

俺は残りのビールを飲みながら、俯瞰で今日を見ながら、4畳ぐらいしかない家具だらけの狭い部屋の中で、酔っ払いながら文を書いていて、こんな一人の時間が好きで、それが十分なことだとやっとわかった。

閉ざされてなくて、もっと開いた文を。ラリりまくって何かわかったフリして書いてるより、いい文章だろ?

俺はもうちょっとビールを飲むよ、毎日毎日判を押したかのように規則正しくシフト制みたいに出てくる太陽が昇った5時20分。

みんな、おはようのやつとおやすみのやつがいるが、俺は今から寝るよ。じゃあね。